西陣一条帯 この度、服部織物では西陣織工業組合が母体となり開発した新しいタイプの帯、「西陣一条帯」を提案します。 消費者ニーズに応え、誰にでも結べる帯を製作することで、多くの方に着物をより親しんでもらいたいと願います。 当社独自の織技術で西陣一条帯を織り上げ、帯の原点である風合いにこだわり、その素材を充分に生かした生地に仕上げております。従来の袋帯同様、裏無地には共生地を使用し、かがり仕立てをすることにより、いつまでも変わらぬ締め心地です。 また、おしゃれの幅を広げるために多彩な柄を製作しております。 お好みの結び方でおしゃれを楽しんでいただけることと思います。 一条帯の特徴 1） 巾は6寸（22.7cm）長さは1丈（3.78m）です。 2） たれ先と手先の区別がなく、両端が2尺9寸ずつやわらかく織り上げているので巾は広いですが半巾帯より結びやすくしっかりと締まります 3） 前巾は半分からフルサイズの6寸まで自分の好みで決められます。 4） リボンを結ぶように好きな形に前で結び、後に回すと出来上がるので蝶結びが出来る人なら誰にでも好きなように結べます。 5） 今までの半巾帯より1尺ほど長く、結んだ時にボリューム感があり華やかに見え、パーティーなどに結んでも見劣りはしません。